午前中はずっとHPを作っていた。思った以上に難しい。そりゃ初心者なんだからそうだよなぁと思いつつ、ゲストハウスのテラスで海を眺めながら作業するのもなんだかノマドっぽくてかっこいい。こういうのも日本でやるよりモチベーションが上がっていいなぁとふと思う。自分のやる気の出なさを環境のせいにするのは本末転倒だけど、トルコに来ているというだけで作業効率が上がる気がする。まだ空港とゲストハウス以外訪れていないのだけれど。
午後は少し街中に出て、イスタンブールのスルタンアフメット地区をうろうろ。トルコが世界に誇る文化遺産 アヤソフィア博物館とブルーモスクがある。他にも見どころが集中している。所謂観光地ってやつだ。ここに来ると悪い人もいて決して治安がとてもいいという訳ではないのだけど、最初に来たトルコがここだったせいか安心する。トルコの中では非日常の集合みたいな観光地なのに不思議だなぁと。過去4回のトルコで毎回イスタンブールのこの地域に宿泊しているからだと思う。でも今回の旅では別の個所にも宿泊してみようとも思う。アジアサイドとかいいな。イスタンブールはアジア、ヨーロッパにまたがる大都市なので観光地以外にも見どころが多く点在している。まだまだ知らないおもしろいところが沢山あるのだろう。どこまでそれを感じられるか時間が足りないなァと2日目にして焦っている。関西人のサガだ。もう少しゆったりした時間を過ごしたい。自分の中で。どんな過ごし方をしていても結局その時間を認識するのは自分なので、だらだらしててもどこか焦っているんだよな、私って。
夕方は5年前世界一周をした時にトルコで出会ったシリアの友人と再会した。バス停で困っていた私を助けてくれてそれからFacebookで繋がっている。彼はアレッポ在住だったのだが、内戦が起こりトルコに出稼ぎに来た。英語が話せるので通訳や英語教師として生計を立てている。詩を書くのが趣味でたまにシリアに対する複雑な思いを直接的な英語で熱情的に書いた詩を送って来てくれる。それに対してどう返したらいいのか私はまだ答えを持っていない。何を返しても何か違う気がして適当にスタンプで誤魔化す。そういうのよくないよね。分かってはいるんだけど。
シリア料理店に連れて行ってくれて、たらふく食べた。正直トルコ料理との違いが分からない。ひよこ豆のディップ、ケバブ、ヨーグルトのニンジンあえ。トルコ料理でもあるやつ。コーヒーだけはトルココーヒーよりもスパイシーでストロングだった。コーヒーは粉ごと煮出してその上澄みを飲む。残った粉は飲まずひっくり返してその形で占うこともある。トルコ人の友達でトルココーヒー占いを出来る人がいなくて未だに私は占ってもらったことがない。日本でやったら流行ると思うんだけどな。ちなみに私は占いやスピリチュアルの類は全く信じていない。けれどその存在を信じる人を否定もしない。結局自分が認識していることが全てだと思うので、私には信じられないことも誰かにとったら真実だし、そんなもんで良いと思う。宗教や神、霊もしかり。ひとそれぞれでいいよ。
話が脱線したけれど、その後バスに乗って路面電車に乗って宿に帰った。段々旅慣れてきたように思う。トルコの携帯を契約したのでグーグルマップが使える。それだけで安心感が違うけれど、必死で人に聞いて乗り換えをしていた旅も懐かしい。でもこの便利さを味わうともう戻れないんだよなぁ。たまにでいいからノースマフォな旅もいいかもしれない。でも1日くらいでいい。
身内の贔屓目かもだけど、飽きずに読み続けられるね、キミ文章上手かったんやね。
写真も文章も適度な長さです。
しかしひと月も前のこと、よく覚えてますね!
気になったから伝えます。
まだ空港とゲストハウス以外まだ訪れていない…→まだ、はひとつでいいかな
珠にシリアに対する複雑な思いを→珠にって漢字はないはず…
次も読みたい。短くてもいいからこの調子で更新ヨロシクね笑