トルコ旅日記

トルコ旅日記(11/8_トルコタイル作家さんへインタビュー)

昨日に引き続き午前中はHPを作った。そろそろ完成が見えてきたが思った以上に時間がかかっている。何事も「思った以上」を想定して行動すべきだと頭では分かっているのだが、自分のこととなると楽観的になってしまう。ポジティブといえば聞こえがいいけれど、ある意味、問題解決まるなげ思考である。火事場の馬鹿力で何とかするのもそろそろ止めにしたい。

でもこういう自分の駄目なところもある意味長所だよなと思っていたりする。結局ポジティブだけど本質的には改善されてないのでやっぱり問題解決を先延ばしにしているだけかもしれない。

今日はとうとう日本人に会う。初めてだ。緊張する。インスタグラムで前々からフォローしていたトルコタイルの絵付けをやっている日本人の方。宿からほど近いキュチュックアヤソフィアに併設している工房でタイルの絵付けをされている。キュチュックアヤソフィアは有名なアヤソフィアより更に古い、イスタンブールに現存する最古のビザンツ建築らしい。キリスト教の教会からイスラム教のモスクへ。変遷を経て今ここにある。なんだかロマンティックな物語でも語りたくなりたいがそんなキャラじゃなかった。

トルコタイルだけでなくガラスや木版画、螺鈿細工など色々な職人さんが工房を構えている。チャイを飲んだりおしゃべりしたりみんな自由だ。あと猫もたくさんいる。定期的に子猫を産むらしい。かわいい。

トルコタイルの絵付けをされているKさんはさばさばとした方だった。開口一番「なんでトルコなの???変わっているねぇ!」

色々お話を聞いたけれど私のインタビューは記事にしなくていいわよとおっしゃった。「最後にネタがなかったら記事にして」いやいや記事にさせてくださいよ、めっちゃおもしろいですよ正直。そう言ったけどKさんはえーと笑っていた。

「私以外にもっとおもしろい人がいるから」そう言って色んな人を紹介してくれた。でも話に聞いているだけで実際に面識の無い人が多いらしい。いづれにせよ有難かった。「3カ月もいるならここに行ったほうがいいんじゃない?」お勧めの場所がいくらでも出てくる。近所の安いご飯やさんや無料で入れる観光地なども惜しみなく教えてくれる。

 

いつの間にか5時間ほどおしゃべりしていた。「またいつでも来なさいね」最初に出会った人がこの方で良かったなぁと思った。

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